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2021.10.12
ショパン国際ピアノ・コンクール
1年の延期で開催されたショパンコンクール。世界三大コンクールと称される最高峰で若き音楽家の登竜門。
2021.02.19
如月
2020.12.10
お知らせ
早いもので師走ですね。
ここへ来て新型コロナウイルス感染者が増えているようです。
症状の無い感染者が居るということは、誰もが感染している可能性があると思います。
緊急事態宣言下では、一時レッスンの休止を致しました。
現在はPTNAの”ピアノ教室向け感染症対策ガイドライン”を元に対面レッスンを再開しています。
当教室は小さな生徒さんにもお越し頂いておりますので、より感染予防対策を強化したいと思います。
お約束のレッスン時間をオンラインに変更するなどご希望がありましたら連絡ください。
コロナ禍ではありますが、これからも生徒さんや親御さんご家族の皆さまが、ピアノで心が豊かになれます様、
お心に寄り添い誠心誠意レッスンをさせて頂きたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。
+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜
2020.10.19
♪ コロナ禍の発表会 ♪
秋は演奏会シーズン.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪.。+゜♪
2019.02.07
合唱コンクール
私立中学に通う生徒さんのお母様より、「娘(Mちゃん)が学校の合唱コンクールの伴奏を引き受けてきたのですがまだ曲になっていない(弾けていない)のでレッスンを延長してみて貰いたい」と連絡がありました。
本番まであと一週間。「えぇ?なんでこんな直前に」と思ったら、もともとA子さんが弾く予定だったのですが、難しくて弾けないとB子さんになって、やっぱり弾けないからと、ここにきてMちゃんにまわってきたのでした。
いつもMちゃんの弾いている曲のレベルからすれば十分弾ける範囲の楽譜です。
ただ独奏と違って、伴奏に求められる幾つもの要素を取り入れて弾くとなると難易度はちょっと高め。
今日は猛特訓で一通り弾きました。あとはどれだけ集中して練習できるか。。。
健闘を祈るばかりです。
いつも前向きで積極的なMちゃんに声援を送ります!
2019.02.02
黒河好子さん
小学校低学年のC君。ピアノは好きではないけれど、家の方針で習っている生徒さん。
何年も前ですが、「子どもに習い事をさせるなら”ピアノ”」とある脳科学者がおっしゃっていましたね。
ピアニストの黒河好子氏の著書に「だからピアノを習いなさい」という本を読むと頷けます。
私もいずれやめてしまっても良いから男の子も女の子も習って欲しいと思っています。
C君の保護者も上記の影響で習わせているそうです。
普段はクラシックの教本を中心に弾いているのですが、
今回は、好きな曲でテンションを上げて欲しい思い、C君と選曲について話し合いました。
米津玄師さんのファンなので、「アイネクライネ」、「ピースサイン」などが希望とのこと、
ユーチューブを二人で聴きながら、私のテンションもあがりました。
楽譜はYAMAHAの「ぷりんと楽譜」で初級用を購入。
自宅のパソコンで簡単にプリントできるのでとても便利な時代です。
2019.01.05
年賀状
以前、生徒さんだった子どものお母様より年賀状が届きました。
数年前に高校受験を控えて教室をやめた男の子。
今は元気にギターを弾いている様子をご報告頂きました。
とりあえず、ピアノから入って音符を読んで弾いて。。。
みんな音楽は好きなんですよね。それがクラシックかポップスかジャズか・・・それぞれ異なるけれど、自分の好きな音楽を携えて、自分らしく道を進んでくれて嬉しく思いました。
写真付の年賀状に写っている高校生の彼はもちろん、お母様もとても素敵な方です。
ピアノを教えることが指導者としての仕事ですが、逆に保護者の方から学ばせて頂くことも多いです。
2018.09.01
夏期講習1
8月下旬より、夏期講習を受講する為にミラノに滞在しています。
もう9月に入ったので普段のミラノの日常が伺えます。
前回は7月下旬から8月の暑さのピークでしたが、今回は気温も丁度良く過ごし易い環境です。
約二週間に及ぶセミナー。現役音大生の出席が大半かと思っていましたが、社会人の方がほとんどでした。
既にプロとしてご活躍中の方、大学で音楽を教えていらっしゃる方、海外のコンクールに参加する為に受講している方など、さまざまです。
夏季音楽セミナーは、ヨーロッパ各地で開催され、音楽大学の教授やソリスト、コンクール審査員といった一流音楽家から直接指導・アドバイスを受けることができる機会です。
また参加者同士が音楽を通じて交流を深めることのできる機会ですが、最大の目的はレパートリーを追求し、更なる演奏力を身につけることです。
通常、大学の施設などを利用したりすることもあるのですが、今回はミラノの個人宅に泊まり、1階にあるサロンで指導の先生方、受講生、聴講生が集まりレッスンを受けることになりました。
後日、別の機会に紹介させて頂こうと思います。
2018.08.25
リコーダー
小学生の夏休みの宿題にリコーダーの練習があります。
8月最初のレッスンでTちゃん(小5)「合ってるかどうかよくわからなくて困ってる・・・」と。
好きな曲を選んでリコーダーで仕上げ、夏休み明けの音楽の授業で発表するんだそうです。
Tちゃんの選曲は「勇気100%」。 #(シャープ)が幾つもあって、音の通りにまず指を押さえるところからスタートでした。
難しい曲を器用にすぐに演奏できてしまうお子さんもいますが、ほとんどのお子さんは苦戦しながら伸びていきます。
---【一週間後】---
Tちゃん、難しい指の動きがスムーズに運べるようになっていました。
(ピアノの練習よりもリコーダーを優先してきたのネ)
でも、リズムがいまいちでタイで繋がった音価(音の長さ)が不安定。
低いドが出たり出なかったり、高音も出なかったり等。
一回一回音を出す度に息を「フーフー」と吹いていてタンギングをしていない状態。
私も自分のソプラノリコーダーを用意して実践♪
リコーダーを上手く吹けない理由と改善策を探ってみました。
①姿勢を正す。顔は正面に向けて下に下げないように。リコーダーが真下を向いているとリコーダー落ちそうになって手や指、腕などに力が入ってしまいます。すると指は自由に動かしにくくなって速く動かせなかったり、トーンホールを完全に塞げなかったりします。体とリコーダーの角度は、約45度が目安です。
②低い音が裏返る→息が強いので優しくたっぷりとした息で吹きます。もう一つの原因として、きちんとトーンホールを塞いでいるか確認してみる。
③高い音が出ない→高音になるにつれ強い息で吹くようにする。そしてサムホール(裏穴)の隙間を小さくします。
④タンギングをしていない→「トゥ、トゥ、トゥ」(ドゥードゥードゥー)と声に出さずに息を送る。
同じ曲を演奏するとき、「トゥ、トゥ、トゥ・・・」と一音ずつ息を舌で切るとメロディの歯切れが良くなりはっきりと聴こえます。
演奏前に、息を吐き続けながら「トゥートゥートゥートゥー」と発音して練習を行い、次に声に出さずに「トゥートゥートゥ」。
そしてリコーダーで吹いてみます。
この感覚が分かって、音が綺麗になったことに気づけたら幸いです。
---【二週間後】---
Tちゃん、ほぼ暗譜して吹いてくれました。
すっかりタンギングが身について旋律が美しい音色になりました。
リコーダーも奥が深く難しいですが生徒さんのお役に立てて嬉しいです。
2018.07.27
歌舞伎
(パンフより)
市川海老蔵による歌舞伎「源氏物語」は、歌舞伎、能楽、オペラ、華道を融合し、恋多き光源氏の華やかさと、対極にある心の中に広がる闇を表現した演目。
更にオペラや能楽の音楽に合わせながら、ステージ前方の紗幕だけでなく、背景のスクリーン、そして床面、天井前方など、プロジェクター7台の映像すべてを連動して映し出すことで、観客を新しい源氏物語の”空間絵巻物”へと誘う。
(奥行きを感じる、立体的なプロジェクションマッピングを組み合わせた「イマーシブ(投入型)プロジェクション」)歌舞伎史上初の最先端デジタル表現に挑む:七月大歌舞伎で実施
この歌舞伎座の「源氏物語」の音楽を担当されている方の生徒さん繋がりで、東銀座に行ってまいりました。
猛暑が続いていましたがこの日は涼しく、赤い布の敷かれた長椅子に座って、チケットの販売時間を待ちました。
外国人観光客も歌舞伎座のチケットを買いに来ていましたが、売り場の列を取り仕切る係りの方は英語の対応に慣れていて多くのお客さんをスムーズに誘導してます。
待っている私たちもストレスが少なく列の前後の方とも会話を数時間交わしました。
4階幕見席を通しで購入。(一幕¥2,000、二幕¥1,200、三幕¥800)
月に一度は歌舞伎座に来ているというご年配の方が、お勧めの座席から周辺のグルメ情報まで教えてくださり大変助かりました。
歌舞伎は日本の伝統文化の最たるものでありますが、西暦1600年前後イタリアでほぼ同時期にオペラも誕生しています。
歌舞伎は庶民の間で、一方オペラは上流階級の貴族が楽しむものでしたが、時代が進むにつれ劇場で公演されるようになり一般階級にも開放されるようになったのだとか。
オペラは西洋で生まれ育った総合舞台芸術で音楽・文学・美術の三つの要素が全て含まれているわけですが、歌舞伎もその全ての要素が含まれた総合舞台芸術であります。
昨今は、各分野の芸術をクロスオーバーさせ一つの合作芸術が生まれて注目を集めたりしています。同じ分野の芸術であっても西洋と東洋、昔と現代、それぞれの芸術が統合して新しい現代の総合芸術が生まれても当然でしょう。
芸術もまさにクロスオーバーの時代を迎えているわけです。
今日の演目においても、宙返りなどの歌舞伎ならではの魅力をふんだんに盛り込み、オペラと能楽という異なる舞台芸術と融合し、さらには華道、映像の表現も取り入れた、誰も見たことのない「源氏物語」でした。
観終わった感想は、「臨場感溢れる芝居・演出に感動。4,000円では安過ぎる!」また勸玄くんがとてもかわいらしかったです。将来が楽しみです。
オペラもいいけど歌舞伎も素晴らしいことを再認識しました。
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