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2018.06.24

クラリネット

 ピアノの発表会に、クラリネット奏者をお迎えすることになりました。

ピアノ以外の楽器(音楽)を生で聴く機会があまりない子ども向けに、簡単な楽器の紹介から入りました。

選曲はみんなが知っている『星に願いを』です。ホールは木管のあたたかな音色に包まれました。

伴奏は私が弾きました。とてもお洒落な伴奏譜。「めちゃモテ・クラリネット」シリーズの楽譜でクラシックにない独特の響きに酔いしれる!?酔いしれて頂けたなら幸いです。

奏者は異なりますがユーチューブで同じ曲が聴けます。【WMC-11-002 星に願いを(クラリネット・ソロ) 】

移調楽器の伴奏は、楽譜にある音と実際に鳴っている音が異なるので違和感を感じます…。が、なんとか慣れました。

2018.06.16

ピティナ・ステップ

 今月は、生徒さんだけでなく私もステップに参加しております。

先週は板橋文化会館、今週は汐留ベヒシュタイン。

人前で舞台で弾くことはとても緊張します。その準備に要する期間にどれだけ進歩できたかは各々ですが、他人に聴いて頂くことで確実に完成度がアップします。

そして三人のアドバイザーの先生から講評を受ける貴重な機会です。

リズムが良いと上手に聴こえる。音色によって心に響く。波形に大小波があると、曲の構成力・説得力が増す。(平坦はつまらない)
などなど、参加者全員に向けてのアドバイスも頂きました。

会場ではピアノ関係の知り合いに会うことが多く、先輩のピアノ指導者さんから学ぶこともたくさんあります。

目標達成へと継続して取り組むことは、人生を豊かにしてくれるものと思っています。

2018.05.06

コンクール

 声楽家のO先生より、生徒さんが国際音楽コンクールで1位を獲得したとの知らせを受けました。


昨夏の夏期講習の参加仲間です。
初めてこの方に会って聴講したとき、オペラ歌手になるべく生まれた人(活躍する人)なんだと直ぐ感じました。

優秀賞、市長賞、特別賞を同時に受賞され、正に快挙です。今後のご活躍を心より祈念しています。

素晴らしい!O先生、Kさん おめでとうございます。


p.s.筆不精な私ですが、なんとかブログ一周年を迎えました。

2018.04.22

リサイタル

 O先生のリサイタルを聴きに汐留に向かいました。


会場の『ベヒシュタイン・サロン』は、汐留駅や増上寺、新橋から徒歩数分のイタリア街にあるビルの1階にあります。

チケット完売とあって会場はリサイタルを聴きに来た人でいっぱいです。

音楽の道を究めてきた自信が一層その存在感を増し、大きく見えました。(身長は小柄なんですが)

素晴らしいお声に感動しました。



【プログラム】

シューベルト:春の想い

R.シュトラウス:万霊節

ヴォルフ:ミニョン‐君よ知るや南の国

チェスティ:アリア〈憧れの人の周りに〉 オペラ《オロンテア》より

ベッリーニ:アリア〈暗雲の後に〉 オペラ《アデルソンとサルヴィーニ》より

ほか

2018.03.31

今夏も・・・

 昨夏、参加したミラノの音楽講習に今年も受講させて頂くことになりました。

昨年は、M先生から「遊びよ!遊び!!行って楽しんで来てね。」と気軽に誘われ、それならと素直に(準備は手薄)見切り発車してしまったのでした。

いざ、講習会が始まってみると・・・本格的で他の参加者の方が素晴らしいので恐縮してしまったのでした。

それでもまたお声掛けを頂けて、個人では行く勇気はないのでこれも何かのご縁とお思い、申し込みをしました。

時期は8月下旬から9月初旬。費用は一泊45€(朝食付)、申込金70€、講習会費280€、航空券代金は各自。 

旅行会社や協会、アカデミー主催に比べると大変リーズナブルだと思います。

イタリア人受講生はこれから増えるのですが、定員に若干の余裕があるようなので、ピアノ関係の方に紹介してみようと思います。

2018.03.08

関 定子とその仲間たちの集い

 メゾソプラノのM 朝子先生より、ご出演されるのでご案内を頂きまして、東京神楽坂にある音友ホールにオペラのアンサンブルを楽しんでまいりました。

【プログラム】

《奥様女中》ペルゴレージ
●アリア:おこりんぼさん
●二重奏:あなたのために恋のきらめきが

《トスカ》プッチーニ
●アリア:星は光りぬ

《魔弾の射手》ウェーバー
●アリア:昔、亡くなったおばが見た夢

《ノルマ》ベルリーニ
●二重唱:ごらんなさい、ノルマ!この可愛い子供たちを   ☆ (☆印 M 朝子先生)


《トゥーランドット》プッチーニ
●三重唱:ピン・パン・ポンによるインテルメッツォ
     ~3人の大臣が面白おかしく歌う幕間劇

---休憩---

《チェネレントラ》ロッシーニ               ☆
●二重唱:何かわからぬ甘美なものが!

《道化師》レオンカヴァルロ
●アリア:鳥の歌

《ドン・カルロ》ヴェルディ
●二重唱:我らに友情と希望を

《ラ・ファヴォリータ》ドニゼッティ
●アリア:ああ、私のフェルナンド!            ☆

《椿姫》ヴェルディ
●二重唱:パリを離れて


ここ数年、ピアノの演奏会よりも声楽のコンサートに行く機会が増えています。

かつての師より、『歌手に学びなさい』という言葉の通り、音符ひとつひとつを大事に情緒豊かに表現するということについては、ピアノの音符ひとつより、はるかに丁寧に歌っているということをお手本にしなさい、と。

ホールいっぱいに広がった、関 定子先生の瑞々しい声量に圧巻でした!

2018.01.24

I先生

 昨年の夏期講習以来、あらためて師につきたいと願っていたところ、東京音大で講師をしていらっしゃる先生に教えて頂けることになりました。

今日はそのレッスン初日。

落ち着いた出で立ちで、精神的なゆとりを感じさせる、同年代の女性。

既に先月、電話でプロフィールなどをご紹介して頂いておりました。
フランス留学され20年以上をそちらで生活し、海外でオーケストラと演奏されたり、マスタークラスのレッスン等、ご活躍されている多忙な先生です。
ですが驚くほどに謙虚で、音楽を追求する姿を示されていらっしゃいました。

私の好きな言葉に、「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」というのがあります。

自身はなかなか実らないので私のことではありません。。。
こういう謙虚な生き方をされている人を見ると、応援したくなります。

-----話は飛びますが-----

BS1で一昨年に放映された”もうひとつのショパンコンクール”~ピアノ調律師たちの闘い~ というピアノ愛好家には興味深い番組がありました。

2015年秋に開かれたショパン国際ピアノコンクール。5年に1度、若手ピアニストたちがしのぎを削るスターへの登竜門。
そして、コンクールで採用されたピアノメーカー4社にとっても世界にアピールする最高の舞台。
どれだけ多くのピアニストに選んでもらえるか。優勝者を出すことができるのか。
その命運を握る調律師たちのほとんどが今回、日本人だった。そして、次々と困難が彼らに襲いかかる。
果たして栄冠をつかむのは誰か。。。

調律師さん達が、コンクールの舞台裏でこんな苦労・闘いがあったんだぁ。
そしてコンクール出演者への思いやり(ほていの焼き鳥缶を用意したり)・優しさに感動しました。

-----私もこの放送を観ておりました-----

なんと、I先生の旦那さまは、その調律師さんとのこと!

今日は初対面ながら音楽談義が長引いた為、実技レッスンはなく、次回の予約をして帰宅の途に着きました。
レッスン料は無料でしたがお話しが楽しかっただけに恐縮してしまいました。

I先生、末永くよろしくお願い致します。

2018.01.19

パオロ・ファナーレ

 2018年、新たな気持ちで一日一日を大事に、目標に向かって過ごしていきたいと思っています。


。。。正月明けに身内に不幸があり、心の整理がつかぬまま。。。


パオロ・ファナーレ&菅 英三子(すが えみこ)さんのデュオ・リサイタルを聴きに四ツ谷にある紀尾井ホールに足を運びました。 『珠玉のベルカント・シリーズ2018』

イタリアの若手テノール、パオロ・ファナーレさんと日本でも実力ナンバー・ワンのソプラノによる魅惑のデュオ・リサイタルです。 ピアノは浅野菜生子(あさの なおこ)さん。


自分自身、悲しみがまだ癒えぬまま、二人の二重奏の柔らかな美声を聴いたら、号泣してしまうのではないかと不安がありましたが、それは杞憂に終わりました。

パンフレットのパオロ・ファナーレの写真は、ちょっとやんちゃな青年風のテノール歌手。
最初にイタリア人らしい陽気でラフな出で立ちで、颯爽と現れました。
歌いあげる曲の表情がとても豊かで、感動もひとしおです。パオロ・ファナーレの歌う姿は、直立不動とは大きく違い、全身に動きを伴って聴衆に訴えかけてきます。その美声だけでも惹きつけられるくらいなのに、こうした動きがまた多くのファンの心を掴むのでしょう。新鮮に感じました。

【プログラム】パオロ・ファナーレ:★  菅 英三子:☆

ドニゼッティ:《ドン・パスクァーレ》よりセレナータ”なんと心地よい”★

ドニゼッティ:《ランメルモールのルチア》より”あたりは沈黙に閉ざされ”☆

 ロッシーニ:《セビリャの理髪師》より”空はほほえみ”★

 ヴェルディ:《リゴレット》より”愛こそ命、心の太陽だ”☆&★

 ヴェルディ:《リゴレット》より”慕わしい人の名は”☆

ドニゼッティ:《ラ・ファヴォリータ》より”やさしい魂よ”★

---休憩---

モーツァルト:《後宮からの逃走》~”コンスタンツェよ!君に再び会えるとは!”★

モーツァルト:《後宮からの逃走》~”ああ、私は恋をして幸せでした”☆

     トマ:《ハムレット》より”私も仲間に入れてください”☆

   グノー:《ロメオとジュリエット》より”ああ、太陽よ昇れ”★

   グノー:《ロメオとジュリエット》より”あなたを許します”☆&★


アンコールに応えまた美声を披露。拍手と共に更にアンコールに応え、(アンコール6曲くらい)
21時終了予定が21時半頃まで会場は沸きあがりました。

心の悲しみは続きそうですが、この時間だけはそれらを忘れ二人のノーブルな歌唱に酔いしれたひとときでした。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2017.09.27

☆☆☆

☆☆☆

2012.01.01

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